こどもとつくるエレキット 6足歩行ロボ フォロ

こどもとつくるエレキット 6足歩行ロボ フォロ

 とてもかわいくて気になっていたロボットのキットを入手しました。「ELEKIT フォロ」です。小学校低学年の息子くんも、作りたいということでしたので、組み立てにチャレンジしてもらいました。

エレキット フォロ キット

 息子くんエレキットは3度目、その他にBトレインショーティーも2度ほど組み立てた経験があります。説明書を見ながら、部品を探し、切り取り、組み立てるのは、だいぶなれてきました。一応、プラスチック部品をニッパーで切り取ったあとのゲートの処理は大人がお手伝いしています。


 「ELEKIT フォロ」は、接着剤、ハンダごてを使わないで組み立てることができます。部品の固定は、主にタッピングネジになります。前回、息子くんに「ELEKIT」を組み立ててもらった際には、力がいるドライバーを使ったネジ止めは、大人が担当していました。今回は、これを解消すべく、新たにバッテリー内蔵の電動ドライバーを導入してみました。
 我が家にはマキタの充電式ドライバーがあるのですが、小学生には、大きくて重すぎるのです。小学生の手の大きさでも使える、小さくて、軽くて、ケーブルが無いものを探し、BOSCH IXO5 を購入しました。

充電式電動ドライバー BOSCH IXO5

 電動ドライバー BOSCH IXO5 は、クラッチ機能が無いため、息子くんには、スイッチ操作で少しずつネジを締める練習をしてもらってから、本番ネジ止めに取り組んでもらいました。ですが、結局何個かねじの頭をつぶしてしまいました。後で知ったのですが、IXO5のクラッチ機能は、オプションパーツになっていました。これも一緒に購入していれば、ネジをつぶしてしまわず組み立てられたかもしれません。

ボッシュの充電式ドライバーでネジ止め

 フォロの組み立てです。説明書の図版をきちんとみれば、問題なく組み立てることができます。息子くんがつまずいていた箇所は、ほとんど説明書で○×表記があり失敗例が書かれているところでした。「ここにこう書いてあるよ」と説明書を指し示してあげれば、何とか解決できていました。大人が手を貸した箇所は、コネクタの接続とそのケーブルの取り回し、そして、少し部品が多く複雑な脚部の組み立てでした。
 組み立ては、間に休憩を入れながら、3時間くらいかかりました。

黒いパーツはギアの位置合わせの為だけのパーツ

A、Bのギアパーツの取り付け位置が決まる

IXO5についているドライバービットでは、短くて使えない箇所があった

別の長いドライバービットをはめて、ネジ止め

ELEKIT フォロの基板

 フォロが、完成しました。早速、息子くんはロボットの腕を持って持ちあげ、そしてロボットの腕の付け根が壊れました。説明書の終わりの方に注意書きで「フォロを持ちあげるときは必ず頭を持つこと。」と書かれています。肩の部品のポリキャップをはめるリブが細く、腕を持つとロボットの重量に耐えられないのです。事前に肩の裏側にホットメルトを充填し、補強しておくといいかもしれません。そして必ずロボットの頭を持ちましょう。

ELEKIT フォロ完成

 完成したフォロで遊んでみました。フォロには「なかよしモード」と「たんけんモード」があります。どちらにしても、赤外線センサーの高さを意識してものを置く必要があります。
 息子くんは、「たんけんモード」でうごくフォロのまわりに障害物を置き、道をふさいで、フォロを誘導して遊んでいました。

壁に囲まれるフォロ

 フォロはオリジナルのままではプログラムを組んで動かすというような機能はありません。その点では、あまり発展性はないかもしれません。そこから先を望む方は、自分で改造するということになります。
追記)BOSCH IXO5のクラッチ機能を追加するオプションパーツ、IXO用トルクアダプターを購入して取り付けてみました。これは最初から一緒に買うべきでした。しかし、このトルクアダプターにも問題点が。BOSCH IXO5の専用ケースに入らないということです。困る。

トルクアダプターを取り付けたIXO5

別売のトルクアダプターは専用ケースに入らない



- Advertisement -

Your browser is out-of-date!

Update your browser to view this website correctly. Update my browser now

×