ダイニングテーブル用に使っていたセブンチェアの座面と脚部が外れてしまいました。接着剤の劣化により、10年前後でよく起きる症状のようです。
以前同じ状態で破損したセブンチェアは、家具修理の工房に発送して直していただきました。工房でのセブンチェアの修理は、プラパーツを木製のオリジナルに置き換えて接着剤とネジで固定されていました。
修理していただいたもの自体には不満はありませんが、依頼してから戻ってくるまでも時間がかかるし、発送も受け取りも面倒だし、お金もかかるし、壊れるたびにこれでは大変だと思い、自前で修理することにしました。
接着剤を取り除き、接着面を平らにします。
4箇所の接着剤跡を削り取らずに残しました。これがプラパーツの位置を合わせるガイドになり、破損前と同じ位置に固定できるという考えです。
固定用のプラパーツはヒビが入っていました。おそらくメーカーや修理工房なら、再利用はしないでしょうが、代わりの部品もないのでこれをまた使います。
プラパーツと座面にネジ用の下穴を開けます。貫通しないように。ネジは、何かを解体して出たものの再利用です。本来は樹脂用のネジかもしれません。
穴あけ準備完了。
接着剤もうちにあったもので樹脂と木材を接着できそうなものを使います。
不安なので、10箇所ねじ止めします。このまま2時間ほど放置。
ネジで脚部を取り付けます。
修理完了です。何年持つかは、わかりませんが。